てつこはじと目でなにを見る?

おかしな家で育ったおかしな娘が書く読み物

復職への第一歩

今日メンタルクリニックへ出向き、復職可能の診断書をもらいました。

気にしていた「朝起きれない問題」についても、

用事がある日は起きれているので大丈夫でしょうとのこと。

症状も落ち着いていることから、今回の診断となりました。

 

ここ最近、家にいると「暇だなぁ」と思う日が増えました。

一日中ぼんやりと過ごしています。

「なんてナマケモノなんだ・・・」と反省。。。

そこで、久しぶりに自分のこのブログを開き、

休職してからのエントリーを見返してみました。

休職直後は身体的にも精神的にもつらくて、鬱々としていたことを

思い出します。それに不思議と、今よりも活動的に過ごしていたことも。

家にいても落ち着かなくて、無駄に買い物に出たり、

家の掃除をしたりしていました。

今と正反対・・・。

おかしいな、あのやる気、どこに置いてきた・・・??

でももしかして、「やることないな、暇だな」と思っている今が

一番休めているのかもしれない。

身体を休めるってこういうことなのかな、と気付かされます。

そう思うと、一日中ぼんやりと過ごしている自分に対して、

「それでいいんだよ」と言ってあげても良いのかもしれません。

ちょっと前向きに捉えられたかな。。。

 

他にもエントリーを見返して、

燕岳登ったなショーパブ行ったな

休職コンプレックスを認めたな心の拠り所を探したな

などと当時を振り返り。

この休職期間、自分は何も出来てていないと責めがちでしたが

案外色々やったり考えたりしていたんだなぁと思い直しました。

頑張ってるぜ、自分。

そしてブログを書いていて良かった・・・。

本当は日記をつけられればいいのですが、

いつも三日坊主になってしまうので、これくらいが丁度良いのかも。

 

今回もらった復職の診断書を、産業医の先生に提出します。

それはまだ先の日付。

そして提出した後も面談を何回か重ねてから本当に復帰となります。

面談、緊張するなぁ。

今から既にえずいてしまいそう。

 

自分の働き方について、少しずつ考え始めた方がよさそうですね。

どう働きたいんだろう。

まだまだ見えていません。だからまだ不安感は無くならないのかな。

一歩ずつ着実に、復職に向けて歩みを進めてまいります。

「縁切り癖」を持つ自分の人間関係とは。

先日、Twitterで「人間関係リセット癖」を持つ人の特徴に関する

ツイートを見かけた。仲良くなったらその人との付き合いに悩み始めて、

全てが面倒になりバッサリ斬ってしまうんだよね・・・という内容。

てつこはとても共感して、速攻「いいね」した。

 

てつこには気軽に会う友人がとても少ない。

一緒に遊ぶのはいつも一人に固定されていて、

遊ぶといっても時々しか会わない。

それ以外の友人とは10年近く前に連絡を絶ってしまった。

会社の同僚とは勿論遊ぶことはないし、

自分で言うのも哀しいが、人間関係が希薄だ。

 

どうして学生時代の友人達と連絡を絶ってしまったのだろう。

よくよく思い出してみる。

きっかけはてつこの母が友人達に「あの子は変わってしまった」みたいな

変な情報を吹き込んでいたのを知り、

恥ずかしさと面倒くささが一気に来たことだった。

だが実は、それ以前から面倒くささというか、

友人達と一緒にいても楽しくない気持ちを抱いていた。

お母さんになった友人と会うと、子どもの話ばかりになってしまい、

子どもが欲しくないと思っている私は

勝手な引け目を感じてしまった。

仕事が楽しい!と言っている友人と会うと、

キラキラした話についていけず、一人いじけてしまった。

そう、様々な友人達と話を合わせるのが面倒だったのだ。

本当に自分勝手だ。

 

集まりがあっても不参加の連絡をしたり、

結婚式に誘われても欠席したりすることで、

自然と繋がりは途絶えた。

 

でも、これはこれで、てつこにとっては良かったと思っている。

正直、心残りはある。

もう少し、気の置けない友人がいたら楽しく過ごせたかなぁと思う時がある。

ただ、親密になればなるほど「重荷に」感じてしまうてつこにとって、

ライトな人間関係は大分ストレスフリーだと思う。

関係が密になると、相手に対して過剰に期待してしまったり

(一緒に遊んだら私の鬱々さを晴らしてくれるのでは?とか)、

逆に裏切られるのが怖くなったり

(相手が自分の悪口を言ってるんじゃないかと考えるとか)、

相手との「距離感」が上手くつかめないのだ。

だからこそ、今の人間関係を自然と築いたんだろうし、

意図的にその方向へ持っていたのもある。

そう、良かったのだ。これで。

 

とは言いつつ、人間関係を築くスキルが足りないなぁと痛感する。

会社の飲み会や行きつけの居酒屋で

初見の人と世間話を楽しくして、家に帰った後は

あぁ楽しかったなぁ~さぁ寝よう!で済むようになりたい。

よし、サバサバ系女子を目指すか。。。

薬との「合う」「合わない」に苦戦する日々

ここ2か月ほど、シクレストという薬を飲んでいる。

統合失調症の治療薬で、抗精神病薬といわれるもの。

これがまたマズイ。

舌の下で溶かす薬なので、味がダイレクトに伝わるのだ。

ザ・お薬!と言わんばかりの味で、

舌の上がピリピリして若干マヒするくらいのシロモノ。

(このピリピリは薬の公式な副作用なので心配はいらない。)

だが、この薬のおかげだろう、

休職当初に発現していた被害妄想や気分の落ち込みは良くなった。

 

しかし。

同じ頃から「息苦しさ」が現れるようになっていた。

昼から夕方にかけて、不安感や気分の落ち込みがあったあと、

胸が苦しくなり呼吸がしにくくなるのだ。

同時に目がチカチカして、頭の回転が鈍くなり判断力も落ちる。

横になってもソワソワと落ち着かず、布団に横になっては

また起きて・・・を繰り返す始末。

 

頻度は1週間に2回程度起きるので頻繁ではないが、

「次の発作はいつ来るだろう・・・」と不安になるようになってしまった。

パニック障害の人の気持ちがよくわかった。

次いつ来るかわからない、けど確実にやってくる苦しみを

ただただ待つのは非常に辛い。

 

今日、かかりつけのメンタルクリニックに行き、

発作が出やすくなった前に飲んでいた薬も追加してもらった。

これで落ち着くと良いのだが・・・。

 

精神的な症状に関わらず、「薬」との相性って難しい。

以前、市販のアレルギー薬を飲んだら唇がカッサカサになって

しまったことがある。風邪薬を飲んだら眠気が出たこともある。

使って大丈夫だと認可されて世に出回っている薬でも、

人によって合う・合わないがある。

そこを見極めるのってホントに難しい。

人間関係の相性よりも、ある意味難しいかもしれない。

薬はその人の安心安全な生活に関わるものだから。

まぁ、合わなければ飲まなきゃいいんだが、

合わなかったときの身体的ダメージ(副作用)がそこそこある。

今回のてつこの「息苦しさ」もシクレストの副作用かもしれない。

ネットで見てみると、一応、副作用の項目にあるのだが、

断定はできない。そこがつらい。

「これは副作用だ!よし、やめよう!」とすっぱり決められたら

どんなに生活の質が上がるだろうか。

 

・・・と、愚痴ってもしょうがない。

今できるのは、お医者さんに頼って薬を調整してもらうこと。

そして自分の体調を見極めて、自分からお医者さんに掛け合うこと。

また今日からお薬との合う・合わない闘争に臨むのである。。。

自分史を書いてみて改めてわかる、「土台」の無さ。

最近、HSP(Highly Sensitive Personの略)に関する本を読んでいる。

生まれつき刺激に敏感で、周りからの刺激を過度に受け取る人のことを

指している。てつこ自身思い当たる節が多かったので、

いくつか本を読むことにしたのだ。

その中で「自分史を書き出してみよう」というレッスンがあった。

早速書き始めてみたのだが、思いのほか書き進められない。

特に、高校時代より以前の事柄が埋まらないのだ。

てつこの高校時代以前といえば、

てつ父とてつ母の対立が激しく、家庭環境としては最悪の状況。

思い出すことと言えば、罵声や暴力ばかりで

心温まる思い出がほとんどない。

 

一方でここ数年のことだとスラスラと出てくる。

精神不安定だった大学時代、就職、

てつ父の再婚と離婚、自分の休職と復職など・・・。

う~ん、前向きなものがあまり無いな。

とは言え、書けるだけマシかな。

 

ある程度書き出してみて、改めて気付く。

子ども時代に自分の基礎をあまり築けなかったことを。

 

自分が「こうありたい」「これをしたい」といった

将来に向けてのイメージみたいなものを作れなかったし、

ひどい夫婦喧嘩で常にビクビクして落ち着かなかったし、

なんというか、安心感みたいなものがなかった。

どっしりと構える自分、みたいなものが作れなかった。

 

そのまんま社会人になったものだから、

建物で言う基礎工事がしっかりできていないまま

上物ができちゃって、不安定でしょうがない。

不安定どころかズブズブと沈み込んでいく感じ。

そんな中、仕事という風雨にさらされたら

そりゃあボロボロになりますわな・・・。

 

よくぞここまで生きるのを諦めなかったなぁと思う。

時々辛くて自分を傷付けたりもしたけれど、

それでも真っ当に生きようと頑張ったのは

「よくやった!」と言ってもいいのではないだろうか。

社会の一員としてふるまえるよう、

必死ではあるけれど取り繕えたのは

自分自身にスキルや希望があったからこそ。

そこを素直に褒めてあげようと思う。

 

社会人になって10年以上経った今も、

こう精神的に安定しないのはとても辛い。

これから「土台作り」って可能なんだろうか・・・??

ぽっかり空いている部分を、固いコンクリートで埋めたい。

もう無理だろうか。

いや、一回更地にすればできるだろうか。

更地にして、基礎工事から始めて、その上に建てていく。

そんなことを今からしてみたい。

いや、していこう。

・・・でも大変そうだなぁ。

 

休職期間という時間を使って、

(まだもう少し使えそうなので)建て直していきたいと思います。

これから前半が真っ白な自分史をツマミに

白ワインでも飲んで、景気づけします。。。

早起きは三文の徳、とは言うけれど・・・

眠いのである。

休職してからずっと、朝起きられない。

お昼前くらいまでぐっすり寝てしまう。

薬の量を増やしたせいもあるとは思うが、

「朝早く起きてもやることないし~」という気持ちが

大きく作用している気がする・・・。

 

怠惰だ・・・。

 

ただ、元々早起きが大の苦手で、

学生時代も社会人なりたての頃も、休日となると昼まで寝ていた。

子どもの頃は父にたたき起こされたものだ。

 

と、納得しても、早起きをしないといけないのである。

復職を考え始めたことをメンタルクリニックの先生に伝えたところ、

「朝起きて出社して~という仕事のリズムに身体が慣れるか心配。」とのこと。

仰る通りです。

このままでは朝出社することすら難しい・・・。

なので今日から早起きチャレンジ開始。

今日は8時に起きました。

しかし!!

あまりに眠くてソファでごろごろ・・・しかも10時まで・・・。

意味ないじゃん。

 

嗚呼、怠惰・・・。

 

休職することで心身を休める、とは理解しつつも、

その「境目」がわからなくなってくる。

お休みなのか、怠け癖なのか、という「境目」。

実は今私はただただサボっているだけなのかもしれない・・・

そんな恐怖感が襲ってくる。

「境目」を考えろ!というプレッシャーに負けて

安易に「復職しよう・・・」という思考回路になってしまっている、

かもしれない。

こう考えると、自分は「休み下手」だなぁと思う。

気持ちが休まっていない。

でもこれは復職した人が誰しも通る道なんだろう。

ピシッと「境目」が引ける人なんてそうそういないだろうな。

 

死にたい衝動や急に泣き出すといった症状が落ち着いているので、

薬を減らすという現実的な方法も考えなければ。

 

今日久しぶりに午前中に起きて、少しではあるが活動の幅が広がった。

こうやってブログ書けたし、早起きはなんちゃらということわざも実感できた。

少しでも早く起きれるよう、精進いたします。

「心の拠り所」がもっともっと欲しい。

 先日、クリーニング店にスーツを持ち込んだ。

休職前に着たやつで、そんなに汚れていないので

うっかり出すのを忘れていたのだった。

そこのクリーニング店のおばちゃんはお喋り好きだ。

時々しか行かなくても顔を覚えていてくれる。

 

店員「暑いわねぇ」

てつ「そうですねぇ、外に出るだけで汗かきますね」

店員「困っちゃうわよねぇ」

てつ「あ、今回はこれお願いします」

店員「あら!スーツ?」

 

おばちゃんは続けてこう言った。

 

店員「働いてるのねぇ、偉いわねぇ!」

 

普段なら何気ない一言だが、今のてつこは動揺した。

休職して2か月。毎日なんにもしてない。

思わず「いや今休んでて何もしてないんですよー」と

いらんことを言いそうになってしまった。

えへへ、と笑っていそいそと店を出た。

 

偉いわねぇ!と言われて嬉しかったのもあるし、

何もしていない自分、働いていない自分を恥ずかしいと思う気持ちもある。

どちらの比率が高いだろうか??

正直、後者の気持ちの方が強い気がする。

どうしても、休んでいる自分を前向きに捉えられない。

 

これまでも今も、てつこにとって「働いている自分」が

自分の誇りなのかもしれない。

性格も容姿もスキルも、何にも自信を持てないてつこにとって、

今の会社に勤めているというプライドだけが

自信を持てたことなのかもしれない。

私は他と違うんだ!頑張ってるんだ!と思うことで自分を保っていた。

それが崩れた今は、心にぽっかりと穴が開いたようで、

おいしいご飯を食べても、お菓子作りをしてみても、

家の大掃除をしても、何をしても満たされない。

 

これからは?

これからも「働いている自分」が誇りになるのだろうか。

正直、よくわからない。

今は、また休職せずに仕事を頑張れるのか、自信がない。

ストレスに弱い自分はまた仕事で悩むだろう。

その時のために、働くこと以外に心の拠り所を見つけておきたい。

環境に左右されない拠り所。

そういったものが欲しい。

 

心の支えや生きがいといったものについて、

これまで真面目に考えてきたことがなかった。

だからこそ、「こんちくしょう!」という気持ちにならなくて、

ストレスに負けてしまうんだろう。

すぐに見つかるものではないけれど、

少し意識していけば何か変わるのかな。

もっと楽しい人生にしたい。ブログを書きながら心に決めました。。。

ショーパブに行って、鼻血が出そうなほどエキサイトした話。

実は先日、先輩に連れられてショーパブに行ってきました。

オカマのねえさんさんたちや、おなべのイケメンたちの

きらびやかなショーを見ながらお酒をいただく所です。

(フリー素材ないか探したけどなかった…

 Google画像検索だとこんな感じ。

 ↑一部セクシーな画像もあり注意。)

ビアンの方向けのバーなら行ったことあるものの、

ショーパブは初めてだったので緊張しまくる。

数か月ぶりにおめかしして、いざ出陣!

 

スタイル抜群のオカマさんや、韓流スターか!と思わず

つっこみたくなるおなべさんに囲まれてウハウハ状態。

そしてやはり話がうまい!!

相槌も絶妙で、話しているとテンションが上がってきてしまう。

水商売の方たちから学ぶことをたくさんあれど、

やはり話のうまさは格別だなぁ。

タバコを吸う先輩にすっと火を差し出したり、

手元のタバコの箱をさりげな~く開けてあげたりと、

見ているこちらも気持ちがいい。

 

そしてショー本番。

スパンコールやらクリスタル?やらでキラキラした衣装に包まれて、

流行りの曲や定番の曲に合わせてダンスをしてくれる。

も~スバラシイ!!!!!

感動して泣いちゃうかと思った。

ステージと観客席の距離が適度に近いので、臨場感半端ない。

時間は30分くらいで、その間いろいろな曲に合わせて、

セクシーだったりコミカルだったり、

色々なパフォーマンスが見られて大満足。

終了後は気に入った踊り子さんにおひねりを渡す時間も。

身銭を切って、ワタクシもおひねりを渡してきましたよ。

「〇〇ちゃ~ん!〇〇ちゃ~ん!」と鼻血が出るかと思うくらい

叫んでハイタッチもしてもらいました。

 

こういう方たちに囲まれるこういう場所に来ると、

なんだか「当たり前」ってなんだろう?と思ってしまう。

てつこも一時期、性自認性的指向がぐらぐらと揺れたときがあったけど、

その揺れをスパン!と断ち切って

「自分はこう行こう」と堂々と過ごしている人たち・・・

のように、彼・彼女らをちょっと特別視してしまう。

みんなと同じように悩みも葛藤もあるんだろうなと

自分を諭しつつも、キラキラしたショーのみなさんに夢を抱いてしまう。

それくらい素敵なショータイムだったし、

楽しいおしゃべりの時間だった。

 

・・・

勿論、お会計の金額を見て現実に戻ったのは言うまでもなく。。。

(てつこはお気持ちだけ渡して、後は先輩にお任せしました( ´艸`))

 

また行きたいなぁ。

宝くじ当たんないかなぁ。