てつこはじと目でなにを見る?

おかしな家で育ったおかしな娘が書く読み物

てつ父のこと

てつこは一人で生きていく。その心は…私にりょうしんはありません。

今週のお題「読書の秋」 てつこは本を読むのが苦手だ。どうにも集中できない。かと言って、電車の中やちょっとした休憩時間で読む、なんてこともできない。 それでも読みたいと思って買ったのが、 マーサ・スタウトの「良心をもたない人たち」(草思社文庫)…

父への身体的暴力と、てつこへの心理的な暴力(2)

蹴りから始まったてつ母からてつ父への身体的暴力は 殴るのも加わって悲惨を極めた。 てつ父は逃げるように寝室からダイニング、廊下、と寝床を変えた。 そして行き着いたのは物置部屋だった。 てつ母が5着・10着…と買いだめした洋服や靴やバックなどを置…

父への身体的暴力と、てつこへの心理的な暴力(1)

最近ようやく、てつこ自身の心の傷の一つを客観的に捉えられるようになった。 それは てつ母からてつ父への暴力だった。 てつ家では最初、親子川の字で寝ていた。 夫婦喧嘩が絶えなくなってからは、てつこに子供部屋が与えられた。 そして夫婦関係が完全に破…

ちょっとした愛情を「受け止めてくれる」相手がいたら、変われるか??

猫が好きだ。 犬は嫌いではないが、クールな猫の方がかわいらしく感じる。 猫が欲しい。 しかし、てつこは重度の猫アレルギーだ。 キレイと評判の猫カフェに行って、5分でくしゃみ鼻水涙息切れが起きて死にかけた。 (それでも30枚程写真は撮って出たけれ…

酒が二人を取り持つならば、もっと早くに気付きたかった

てつ家の3人は基本酒が強い。 てつ母はワインが好きだった。 てつ父は焼酎が好きだった。 てつこは何でも好きだった(かつ現在進行形)。 中でもてつ父は強かった。 25度や30度の焼酎をそのまんま飲んだ。 1.8Lの大きな紙パックを小分けにして飲み始め…

てつこは星座早見表の使い方を覚えていない

てつこは小学校に上がる前から、子供用の学習教材でお勉強をしていた。 それなりに続いていたのは、勉強のテキストよりも付録が好きだったからだ。 簡易の顕微鏡や酸性・アルカリ性を実験するキット等々、 化学や生物っぽい付録が特に好きだった。 その内て…

私はメンヘラなんかじゃない。でも、助けてくれ(2)

自傷癖がついてきて、さすがにまずいとてつこは思い始めた。 就活を見据えて、このままじゃいけないと危機意識を持つようになった。 インターネットでとにかく精神科を探した。評判のよいところ。 掲示板のスレッドを1から1000まで全て読んだ。 評判が…

『隊長!扉が封鎖されました!』『…策はある』

てつ家から食卓が消えたころ、 てつこはてつ父に連れられて近所のファミレスやラーメン屋で夕飯を食べるようになった。 時々てつ母も一緒にいた気がするが、 てつこの記憶ベースではそんなに頻度は無かった。 近所に大好きなファミレスがあった(というか当…

パパの出社を見守る少女の、表と裏

小さいてつこには朝の日課があった てつ父の出社を見守ること。 玄関でバイバイをして、近くの駐車場からてつ父の乗った車が無事発車したかを窓から見る。 窓から車が見えなくなるまでバイバイした。 それはそれはとても心温まる風景 ・・・でてつ家は終わる…

身体の弱さ、心の脆さ、信頼の薄さ(2)

てつ母は体調が悪くなるにつれ、不思議な言動も増えていった お酒を飲んでいないのに朦朧としていたり、 「私は昔歌手だったのよ」と嘘のような話をするようになっていった。 いつも通り喧嘩をしていた夜のこと。 てつ母はまた朦朧とし始めた。そして突然、 …

見てはいけないものを見てしまった

トイレに入って疲れたなぁと溜息をつくと、ふと思い出すことがある てつこが小さかったある日のこと、 いつもの通り夫婦喧嘩が起きていた。 ひと段落したのか?てつ父は廊下を通りトイレに入った。 少し経ち、一人ぶつぶつと文句を言っている母も、廊下へ歩…

夫婦喧嘩は犬も食わない

てつこが小学校かそれ以前の頃。 目つきが鋭くなる少し前の頃。 夫婦喧嘩がまた始まった きっかけはさすがに覚えてない ヒステリックに怒り狂うてつ母、不服そうな目で小さな声だが反論するてつ父、 たぶん夕食はまだ始まっていない。 テレビを見ながら夕食…

縁を切って逃げ切るのに必要なエネルギー量を求めよ

てつこは両親と何年も会っていない。 携帯電話も変えたし連絡も取っていない。一人でひっそりと暮らしている。 てつこが成人してから、てつ父は会社を辞めた。 てつこが子どもの時から、てつ母は「色々」あって働けなかった。 そう、てつこの両親には収入が…

てつこはやせ細った男が嫌い、なせばらば。

てつ父は恐ろしいほどに 瘦せていた。 てつこ自身は結構太っていた。特に子供の頃。 てつ母と一緒に、3時のおやつにケーキをホールではんぶんこして食べて、 夜にてつ父の準備する夜ご飯を食べていた、そんな毎日だった。 てつ父は以前からごはんは食べなか…