てつこはじと目でなにを見る?

おかしな家で育ったおかしな娘が書く読み物

優しくすると付け込まれ、放っておくとなじられる

人との接し方の加減がわからない

優しく声をかけたり手伝ってあげたり手を差し伸べたりする。

感謝されることも多い。

けれど、最近はなんだかそこに付け込まれている気がする。

 

言い出しっぺがやらなきゃいけない。

手を出したらなら最後まで責任を取らないといけない。

知っているなら手伝わないといけない。

 

どうして、私がやらないといけないのか。

どうして、

どうして、

 

てつ母の話を聞いてあげて、同意してあげて、一緒に泣いてあげて。

てつ父に布団をかけてあげて、薬を出してあげて、一緒にいてあげて。

 

一人になった今でも

「どうして」

そんな気持ちが消えない。

 

何が自分のやりたいことなのか、

本気でわからなくなる自分が情けない。

とにかく今は温かい布団でぬくぬくとしていたい。クーラーはかけたままでね。