作り笑いでやり過ごすごとの功罪
会社で「いつも笑顔ですごいです。怒ってるの見たことないです!」と言ってもらえるけど、本気で褒めてくれてるのかもしれないけど、私の笑顔は小さい頃からの処世術なので、正直全部作り笑いなんです。 https://t.co/tGjRoV19PE
— じとめのてつこ (@rd_tetsu) 2017年7月9日
以前上のようにつぶやいたらイイネがついて、とても驚いたのをふと思い出した。
みんな結構作り笑いでやり過ごしているのかな。
てつこが小学校~中学校の頃は
ものっっっっっすごく、不愛想なブス子であった。
全てを敵視しているかのような鋭い目つき。
沢尻エリカばりの何を言われても「別に」「はぁ」という返答。
てつ母からもよく「最近のてつこはかわいくない。昔はあんなにかわいかったのに」とディスられる始末。
家で人間の汚い面ばかりを見ていれば、自然と性格も歪むものだ。
中学・高校と成長するにつれ、
部活や学校行事、更にはちょっとしたバイトといった、
「自分の家族以外と密に関わる時間」
「自分の家族以外と共同作業をする時間」が増えていった。
元々自分の家がおかしいと気付いていたてつこは、
自然と「比較」することで何がおかしくて何がダメなのか、気付くようになった。
そして自分のブス子加減がまずダメなんだ、と思い直したのだった。
何か一つエピソードがあるわけではない。
色々な人と会う中で、自分が笑えば相手も笑う、ということに気付けたのだ。
てつ父もてつ母も、てつこの目を見て、てつこの心を見て、
微笑みかけてくれることはあんまり無かったように思う。
だから、至極簡単なことに気付かなかった。
作り笑い、というと聞こえは悪い。
だが、意識して笑顔を作っているのは事実。
そこまでするのは「自分が笑えば相手も笑う」から。
やり過ぎると、あの人いつもニヤニヤしてる、と言われてしまうのが痛いところ。
いつも笑顔だと、あの人は優しくていい人!というイメージが付いてしまうのが罪なところ。
そして結構エネルギーを使うのが、自分に優しくないところ。
まぁそれでも
作り笑いで生活や仕事がそこそこ上手く回るなら、
エネルギーがある時はエセ笑顔やり過ごしていくのが得なんだろう。