てつこはじと目でなにを見る?

おかしな家で育ったおかしな娘が書く読み物

「心理的虐待」の言葉を見て、冷静に自分を捉えられない、てつこ。

www3.nhk.or.jp

 

今日このニュースを読み、もやもやと、

もっと言うと気持ち悪さや胃の辺りが熱くなる感覚があった。

『暴言を吐いたり、子どもの目の前で家族に暴力をふるったりする「心理的虐待」』と

はっきり明記され、それが一番多いんだよと伝えてくれている。

これはとても素晴らしいニュースだと個人的に感じた。

 

「虐待」と聞くと、身体的・性的なものを勝手にイメージしてしまう。

だからこそ他の虐待、ここでいう心理的なものや経済的なもの、

それらが組み合わさっているもの、体などに現れずに目にまだ付いていない程度のもの、

そういった「虐待」がみんなの認識から消されてしまう。

だから敢えて色んな虐待があり、尚且つ心理的なものが実は多いんだよと

世に広めてくれるのはとても意義があると思った。

 

 

・・・と、ニュースを目にしたときは↑のように意識高く思えた。

 

しばらく経ち、今現在、胃の辺りの熱いものが消えない。

 

心理的虐待」

この言葉がぐるぐると頭の中を回っている。

 

てつこもそうだったのだろうか。

 

このブログやツイッターを始める少し前、信頼している人に言われたのを思い出す。

「てつこは虐待を受けていたんだよ」

「そういうのは虐待って言っていいんだよ」

てつこはそう言われてはっとした。

「虐待」について知っていたつもりだが、実はてつこ自身がそのイメージを勝手に作り上げていた。

漫画やドラマで見たことのある、かわいそうで心身的にぼろぼろに親からされる子どもたち。

 

てつこは勝手に線を引いていた。

虐待されたあなたたちはここから先の人。私はまだこっち。

 

それは改めなければならない。

 

ただやっぱり未だに「心理的虐待」を「受けたのか」が冷静に考えられない。

あの忌々しい記憶。

ようやくパソコン上で文字にすることができた。

それだけの作業なのに息が苦しくなり涙が止まらない。

てつ父への同情が断ち切れない

てつ母への侮蔑が止まらない

てつばあへの「なぜてつ母を甘やかすのか」という責めが止まらない

てつじいの最期が忘れられない

てつこ自身はいつも泣いていたことしか思い出せない

 

あれが虐待だったのなら、これからどうすればいいんだろう。

あれが虐待だったのなら、、、

だったら何が良くなるんだろう??

 

まだまだ模索は続く。