てつこはじと目でなにを見る?

おかしな家で育ったおかしな娘が書く読み物

ワタシはなんのビョーキですか?

てつこの体調不良が続く。

しんどいが幸いにも身体は動くので、せっせと病院巡りをする。

会社へ休暇する旨の電話をすると

「病院行った?」

「何て言われた?」

「もしかして精神的なモノ?」

と必ず聞かれる。検査結果が出てないのでわからないと伝えると、

非常に残念そうな声に変わる。

 

早く病名を特定しなくては。

 

てつこは焦る。

てつこは何のビョーキなんだろう??

 

・・・もしこの電話で

「はい、自分は精神に弱さがあり、統合失調症で通院を再び始めました」

とはっきりと言ったら、彼・彼女らは納得してくれるのだろうか。

と、意地悪な考えが浮かぶ

 

 

彼らが正しいとは思いつつも少々違和感があるのは、

すぐに「病院に行け」となる風潮。

体調が悪くなったら勿論病院に行くべきである。

ただ、「すぐ病院に行け。そして病名をもらって、数日で完治なさい。」という

言葉の裏があるような気がしてならない。

 

風邪や胃腸炎で病院に駆け込み、

「本来自然治癒するから特効薬はないよ。最低限のお薬は出すけどね。」

と言われて戻ってくると、多くの同僚は『なんてヤブ医者だ!』と怒る。

てつこに怒られても・・・と毎回思うが、

意外にも逆の立場になると、その同僚も困惑する。

 

病院に1回行けば万事解決する、と思っている人が結構いる。

 

 

何の病気なの?どうすれば良くなるの?

てつこ自身にもお医者さんにもわからないことを問い詰められ、

弱っている心がより締め付けられる。

てつこの心と体の弱さ、これが情けなくて泣けてくる。

好きで「てつこ」に生まれたわけではない、

そんな悲観的な状況に追い込まれていく。

 

つくづく思う。

人はなんてめんどくさいんだろう。他人も、自分も。