てつこはじと目でなにを見る?

おかしな家で育ったおかしな娘が書く読み物

わたしがオバアサンになっても、本当に変わらない?

とある正月特番を見ていると、100歳と95歳のおばあさんが出演していた。

100歳のおばあさんはデイサービスへ行っていて、

95歳のおばあさんは家でソファに腰かけてぼんやり外を見ていた。

インタビュアーが95歳のおばあさんに喋りかける。

耳が遠いがはっきり受け答えをして、笑顔で出演していた。

 

この番組を見ながら

もし、自分がおばあさんになったらどんな生活をしているんだろう

と思った。

 

てつこには子どもがいない。

今後もいない予定。

だから世話をしてくれる親族はいない。

(でも子どもがいても、世話してくれるとは言い切れない世の中か。)

このおばあさんのように、外を見ながら過ごしているのだろうか。一人で。

年を取ればどうしたって足腰が弱くなる。

記憶力も悪くなる。外出もしにくくなる。

食べ物も肉や脂っこい物なんか今よりもっと食べられなくなる。

 

一人じゃ何もできなくなる。

 

・・・それは言い過ぎなのかな。

でもきっと今まで見たいな生活はしにくくなる。

 

てつこは今年仕事を少し頑張ってみようと考えている。

なんで頑張るのか?

お給料が欲しいから。

今よりももっとお給料が欲しい。

なぜならもっとお金を貯めたいからだ。

なぜお金を貯めたいのか?

 

・・・なんとなく。

 

と言うとビンタされそうだが、漠然とした想いがあるのだ。

数年前からお金を貯めておきたいという気持ちが強い。

誰にも言ったことはないが、夢を語ったことが無いが、、、

『おもしろいことをしたい』

という超漠然とした気持ちがある。

例えば、

豪華客船に乗って日本一周をするとか、

英語を勉強して通訳なしの海外旅行をするとか、

豪華列車に乗って周遊するとか、

料理をマスターして毒親育ちが集まる小料理屋を経営するとか、

お笑いが好きなのでお笑いライブハウスを作るとか、

・・・

あぁ、夢だけは膨らむ。

 

 

こうやって自分の将来、しかも遠い将来を想像する余裕が

てつこにも出来たんだなぁ。しみじみ。

ちょっと前までは毎日の生活と仕事でいっぱいいっぱいだった。

少しずつ心に余裕ができていることが嬉しい。

昔は食べたいものも行きたいところも決められなかった。

そのてつこが、やりたいことを考えられるようになった。

この変化に気付けたことが今年の第一歩。

 

旅行するにも経営するにも、身体が一番。

今からお金をコツコツ貯めつつ、健康ポイントも貯めなければ。

酒浸りの毎日を改めます。

(ちなみに去年の抱負は『断酒』だった)