テレホタイムからWi-Fiへのパラダイムシフト ~平成ネット史展に行ってきたよ~
明日(1/14)まで開催されている「平成ネット史(仮)展」に行って参りました。
渋谷の人の多さに酔いつつも、夜のトークショーの観覧券もさりげなくゲット。
てつこの青春の一部・・・いや、基礎となる、
著名テキストサイトの管理人さんが来るとのことで、たまらず行ってきた次第です。
その管理人さんとは、
・健さん(侍魂)
・兄貴(98式)さん(兄貴の館)
・みやもと春九堂さん(じーらぼ!)
・ワタナベさん(ろじっくぱらだいす)
という面々。※カッコ内がサイト名。
いやー、鼻血出ちゃうよね。
インタビュー記事とかは時々拝見しますが、実際に話を聞ける日が来るとは・・・!
どんなお話があったかは、公式Twitterに細かく掲載されていますので
ご興味ある方はぜひご覧ください。↓
展示を見たりお話を聞いたりする中で、
しみじみ思ったのが以前は「ネットが高いし不便だった」ということ。
デスクトップパソコンは4~50万は当たり前、
深夜~明朝のテレホタイムじゃないと通信料バカ高い、
画像を多く使ったサイトは重いし通信料かかるしで見れたもんじゃない。
今みたいにイチキュッパでスマホ端末も買えて
通話料も通信料もコミコミな時代がこんなにすぐ来るなんて、
当時は思ってもいなかった。
トークショーでも出てきた、
「文字を大きくするためにタグをつけたんだけど、
閉じ忘れて何も起きないしタグが出ちゃうし。」というあるあるを聞いて
いやー本当に不便だったなぁ・・・と思いました。
今まさに、このブログを書いていて、
編集画面にリンクも画像もワンクリックで貼れることに
改めて感動しました。技術の進歩ってスバラシイ。
というか、時代はすでにWi-Fiです。
フレッツISDNとかではないのです。
いつでもどこでも容量を気にせず動画を見たりアップできたりするんです。
正直、未だに外出先のWi-Fiには不安があるので
あまり使わない昔気質のてつこですが、
その内そんな古臭いことも吹っ飛ぶことでしょう。。。
高くて不便な当時のインターネットですが、
その分使う人は限られていて、新しい世界なもんだから
みんなピリピリしていて、結果的にリアルとネットは区別されていました。
当時「2ちゃんねる」という言葉を口に出すこともはばかられました。
名前も顔も住んでいる都道府県ですら、
パーソナルな情報を出すなんてことは考えられませんでした。
90年代どっぷりネットにハマった人ほど、
今のSNSでもあまり個人情報は出してないんじゃないかなぁ。
新しくハマった人はあまり抵抗ないようですが。
(これは完全にてつこの主観です)
懐古厨なことを言うと「そんな昔もよかった」。
勿論、今も便利で楽しくて気楽でよいです。
でも「昔もよかった。」
あの適度な緊張感。
お互いのことには踏み込まない感じ。
テキストサイトでおバカな文章を読んで、
他人の日記をこっそり読むようなあの楽しさ。
悪の「すくつ」と称された2ちゃんねるを夜中に見る背徳感。
多感な時期を過ごしたからこんなに美化してしまうのでしょうが、
まぁ楽しい時代でした。
今も今で楽しいし、今の若い人たちにも今の楽しみ方がある。
そう思いつつも、今日は感傷に浸った一日でした。
2getズサー⊂(゚Д゚*⊂ `つ≡≡≡≡≡