てつこはじと目でなにを見る?

おかしな家で育ったおかしな娘が書く読み物

薬との「合う」「合わない」に苦戦する日々

ここ2か月ほど、シクレストという薬を飲んでいる。

統合失調症の治療薬で、抗精神病薬といわれるもの。

これがまたマズイ。

舌の下で溶かす薬なので、味がダイレクトに伝わるのだ。

ザ・お薬!と言わんばかりの味で、

舌の上がピリピリして若干マヒするくらいのシロモノ。

(このピリピリは薬の公式な副作用なので心配はいらない。)

だが、この薬のおかげだろう、

休職当初に発現していた被害妄想や気分の落ち込みは良くなった。

 

しかし。

同じ頃から「息苦しさ」が現れるようになっていた。

昼から夕方にかけて、不安感や気分の落ち込みがあったあと、

胸が苦しくなり呼吸がしにくくなるのだ。

同時に目がチカチカして、頭の回転が鈍くなり判断力も落ちる。

横になってもソワソワと落ち着かず、布団に横になっては

また起きて・・・を繰り返す始末。

 

頻度は1週間に2回程度起きるので頻繁ではないが、

「次の発作はいつ来るだろう・・・」と不安になるようになってしまった。

パニック障害の人の気持ちがよくわかった。

次いつ来るかわからない、けど確実にやってくる苦しみを

ただただ待つのは非常に辛い。

 

今日、かかりつけのメンタルクリニックに行き、

発作が出やすくなった前に飲んでいた薬も追加してもらった。

これで落ち着くと良いのだが・・・。

 

精神的な症状に関わらず、「薬」との相性って難しい。

以前、市販のアレルギー薬を飲んだら唇がカッサカサになって

しまったことがある。風邪薬を飲んだら眠気が出たこともある。

使って大丈夫だと認可されて世に出回っている薬でも、

人によって合う・合わないがある。

そこを見極めるのってホントに難しい。

人間関係の相性よりも、ある意味難しいかもしれない。

薬はその人の安心安全な生活に関わるものだから。

まぁ、合わなければ飲まなきゃいいんだが、

合わなかったときの身体的ダメージ(副作用)がそこそこある。

今回のてつこの「息苦しさ」もシクレストの副作用かもしれない。

ネットで見てみると、一応、副作用の項目にあるのだが、

断定はできない。そこがつらい。

「これは副作用だ!よし、やめよう!」とすっぱり決められたら

どんなに生活の質が上がるだろうか。

 

・・・と、愚痴ってもしょうがない。

今できるのは、お医者さんに頼って薬を調整してもらうこと。

そして自分の体調を見極めて、自分からお医者さんに掛け合うこと。

また今日からお薬との合う・合わない闘争に臨むのである。。。