てつこはじと目でなにを見る?

おかしな家で育ったおかしな娘が書く読み物

「縁切り癖」を持つ自分の人間関係とは。

先日、Twitterで「人間関係リセット癖」を持つ人の特徴に関する

ツイートを見かけた。仲良くなったらその人との付き合いに悩み始めて、

全てが面倒になりバッサリ斬ってしまうんだよね・・・という内容。

てつこはとても共感して、速攻「いいね」した。

 

てつこには気軽に会う友人がとても少ない。

一緒に遊ぶのはいつも一人に固定されていて、

遊ぶといっても時々しか会わない。

それ以外の友人とは10年近く前に連絡を絶ってしまった。

会社の同僚とは勿論遊ぶことはないし、

自分で言うのも哀しいが、人間関係が希薄だ。

 

どうして学生時代の友人達と連絡を絶ってしまったのだろう。

よくよく思い出してみる。

きっかけはてつこの母が友人達に「あの子は変わってしまった」みたいな

変な情報を吹き込んでいたのを知り、

恥ずかしさと面倒くささが一気に来たことだった。

だが実は、それ以前から面倒くささというか、

友人達と一緒にいても楽しくない気持ちを抱いていた。

お母さんになった友人と会うと、子どもの話ばかりになってしまい、

子どもが欲しくないと思っている私は

勝手な引け目を感じてしまった。

仕事が楽しい!と言っている友人と会うと、

キラキラした話についていけず、一人いじけてしまった。

そう、様々な友人達と話を合わせるのが面倒だったのだ。

本当に自分勝手だ。

 

集まりがあっても不参加の連絡をしたり、

結婚式に誘われても欠席したりすることで、

自然と繋がりは途絶えた。

 

でも、これはこれで、てつこにとっては良かったと思っている。

正直、心残りはある。

もう少し、気の置けない友人がいたら楽しく過ごせたかなぁと思う時がある。

ただ、親密になればなるほど「重荷に」感じてしまうてつこにとって、

ライトな人間関係は大分ストレスフリーだと思う。

関係が密になると、相手に対して過剰に期待してしまったり

(一緒に遊んだら私の鬱々さを晴らしてくれるのでは?とか)、

逆に裏切られるのが怖くなったり

(相手が自分の悪口を言ってるんじゃないかと考えるとか)、

相手との「距離感」が上手くつかめないのだ。

だからこそ、今の人間関係を自然と築いたんだろうし、

意図的にその方向へ持っていたのもある。

そう、良かったのだ。これで。

 

とは言いつつ、人間関係を築くスキルが足りないなぁと痛感する。

会社の飲み会や行きつけの居酒屋で

初見の人と世間話を楽しくして、家に帰った後は

あぁ楽しかったなぁ~さぁ寝よう!で済むようになりたい。

よし、サバサバ系女子を目指すか。。。