いそがしい…と口にするごとに、少しずつ何かを忘れていく件。
てつこは足つぼマッサージを受けた。
月末月初の忙しい仕事を切り抜けた休日、癒しのイベントだ。
しかし、結構痛い。
慣れていないので弱めで…とお姉さんにお願いしたものの、結構痛い。
そして自分の身体の疲れている部分を目の当たりにして驚く。
ふくらはぎがパンパンで押されると痛い。
肝臓につながるツボを押されるとめっちゃ痛い。
胃や大腸のツボを押されると痛い。
足指を揉まれるとゴリゴリする(血流が悪いせいらしい)。
疲れが溜まってきているようですね~とお姉さん。
正直、内臓に疲れが溜まっているとは思っていなかった。
食欲もあるし、元々冷え性じゃないし、肩こりも感じないし・・・。
でも心当たりがある・・・
最近仕事が忙しい。
残業時間も少々増えつつある。
てつこが自ら仕事を引き受けているためであるが、
上手く制御できていないなぁと痛感する。
そして独り言で「忙しい、忙しい。」とつぶやく自分がいる。
それがここ数週間のちょっとした環境変化。
それと同時に、イライラすることが増えてきた。
電話や面前での応対で‘‘忙しい感”を出してしまう。わざと早口にしたりとか。
新しい書類を渡されると咄嗟に文句が出てしまう。
朝や帰宅時に嫌なことばかり思い出してしまう。
自分の心がとげとげしくなってきたと感じる。
そんなてつこ自身を振り返る。
おかしいな、つい最近まで
「イイコト」や「幸せ要素」を気付けるようになってきたはずだ。
カウンセリングやネットを通じて、不安や怒りのコントロールが
できるように少しずつ成長できていたはずだ。
なのに「忙しい」と口にするだけでそれが台無しになっている。
忙しい、忙しい・・・
そう言うことで、自分に『忙しい暗示』をかけているのではないか。
心も忙しい状態・いっぱいいっぱいな状態に
自ら追い込んでいるのではないか。
「忙しい」と口癖のように言う人って結構いる。
傍から見ていて、そこまででもなくない?という時でも
「忙しい」と言っている。まるでそう言わないと気が済まないかのごとく。
そういう人は大抵動作も荒っぽい。
ああはなりたくないなと思っていたにも関わらず、
気付けば自分自身がそうなっていた。
こう考えると「忙しい」という言葉は、自分に対して使うのは
あまり良い作用がないかもしれない。
他人から「君忙しそうだねぇ」と言われるときも嫌味だったりもするし。
せめて良いこと・嬉しいことが沢山出来過ぎたときに
『あぁ、忙しいなぁ』とつぶやくことにしよう。
しばらくは禁句だ。
反省の一日。
テンションが上がる日もあれば、こうやって下がる日もあり本当に忙しい。
( ^ω^)・・・あ。