てつこはじと目でなにを見る?

おかしな家で育ったおかしな娘が書く読み物

夏だし、イタイ話をしよう。その2。~椎間板ヘルニアと神経根ブロック~

※※※病院での処置や痛い描写が出てきます※※※

※※※そういうのが苦手な方は読まない方がよいかもです※※※

※※※そして長文です※※※

 

てつこは爆弾を抱えている。

まるでスポーツ選手みたいだが、学生時代は文化系クラブ一直線。

重い物なんて好んで持つわけもない。

猫背気味だけど足を組んだりしないし姿勢には気を付けている。

なのに。

なのに、だ。

てつこは椎間板ヘルニアなのである。

 

椎間板ヘルニアとは、腰の骨と骨の間にある椎間板という

クッションの一部がぐにゅっとはみ出てしまった状態のこと。

中に神経が入ってるもんだから、それがはみ出てしまえば…

お分かりですよね。。。

 

数年前のある朝のこと。

てつこは身体の異変に気付きました。

・・・左足が思うように上がらず、ストッキングがはけない。

なんとかしてはけたので、おかしいなぁと思ったまま出社。

そんな日が何日も続くうち、左足の親指がしびれるようになりました。

うーん、おかしいなぁ。なんだろう。

更に日が経つにつれてしびれは悪化し、左足全体に広がる。

そして、腰痛も出現。

会社の先輩に相談すると「腰痛で通ってる整形外科紹介してあげる」とのこと。

早速行ってみてレントゲンを撮ると、

先生「あー背骨の間が狭いからヘルニアだねこりゃ。」との診断。

痛み止めをもらって、時間がある時はその病院でマッサージや

専用の器具で腰をひっぱる牽引治療、電気治療などを受け始めました。

 

・・・ここからが地獄でした・・・。

症状は日に日に悪化。

ストッキングもズボンも、そして下着ですら、はくのに5分~10分。

左足をポンッと触られると、その瞬間にしびれが全身を走る。

坐骨神経痛といって、椅子に座っているとお尻が痛いので座れない。

座ってると痛いのでトイレも辛い。

足を引きずって出社するてつこを、皆おろおろしながら見ていました。

 

ある休みの日。

てつこは家の廊下に物を落としてしまいました。

それを拾うためゆっくりかがんで取りました。

 

・・・!!!!!???!!

 

まっすぐ立ち上がった瞬間、腰に激痛が走ります。

頭の中を閃光のように走る痛み。

「これはやばい!」と思ってベッドに行きます。

同じタイミングで左足がしびれて動かなくなりました。そして痛い。

ベッドに倒れこむものの、痛みとしびれが全身を襲います。

てつこは生まれて初めて「うわああああ!」と泣きながら叫びました。

痛みとしびれで気が狂いそうでした。

 

そうなんです。そういうレベルなんです。

ぎっくり腰の経験もありますが、比じゃありません。

こんな痛みを数回体験し、このままでは寝たきりになるという危機感から

総合病院の整形外科に通い始めました。

(これがまた超混むんですわ…3時間待ちとかで辛かった…)

 

そこで初めて知りましたが、レントゲンでは本当にヘルニアかは

わからないので、MRIをとるべきであるとのこと。

MRIじゃないと神経が映らないので、はみ出ているか診断できないそう。

ちきしょーだまされたー!と心の中で後悔しつつ

総合病院の先生に診てもらうと、やっぱりはみ出てました。

そして痛みとしびれの度合いもひどいので、神経根ブロック注射をすることに。

 

・・・はいここから佳境ですよ・・・。

ブロック注射というのは、痛い所に麻酔薬を注射して痛みをとるもの。

色々種類があるのですが、てつこが打った神経根ブロックは・・・

『(先生曰く)注射で一番痛いかもね^^』

というシロモノ。なぜなら、

『(先生曰く)一番痛みを感じる所の神経に直接注射を打つんだよ^^』

 

うん、そりゃ痛いよね♪♪

 

処置の日。

痛み&しびれMAXのてつこはタクシーで病院へ(芸能人かよ)。

誓約書みたいなのを書かされ、処置室のベッドにうつぶせ。

ブロック注射の前に麻酔も打ってくれるのですが、それもチクチク痛い。

そして本番・・・

一番痛い所を注射を刺したまま探すので、、、えぇ、泣きました…。

激痛に耐えた後、先生が「良い処置ができたと思います^^」と

説明してくれるのですが、なんとてつこは痛かった余りに

   途  中  で  気  絶

しました。車椅子でお休み用ベッドに運ばれる始末。

ってか痛みで気絶って人生初だよそりゃ・・・。

 

この、常に笑顔のサワダ先生のおかげで

1回の注射で驚くほどに回復、今現在に至ります。

実は、一番効くであろう神経根ブロック注射でも

なかなか治らずに『何回も』うつ羽目になる方が多いそうです。

それくらい椎間板ヘルニアは治らない。

最悪は手術ですが、人によって背骨の形や神経の走っている位置が違うため、

なかなか難しい手術になるようです。

 

最善策はなんといっても「ヘルニアにならないこと」。

重い物を特に気にせず持っているアナタ。

足を組んだりずっと座りっぱなしで腰に負担をかけているアナタ。

さぁ、今日から腰をいたわりましょう!!!

夏だし、イタイ話をしよう。その1。~子宮頸がん検診とコルポ診~

※※※病院での処置の話のため、痛みの感想などが出てきます※※※

※※※そういうのが苦手な方は読まない方がよいかもです※※※

 

てつこは病院ばっかり行っている。大好き。嘘です。できれば行きたくない。

でもしょうがないのである、どこか悪いのだから。

今回もそんな話です。

 

てつこは学生時代から低用量ピルを飲んでいる。

そこそこ生理痛がひどく、鎮痛剤が手放せない。それでも痛い。

生理前には眠気がひどく、日中の眠かったり過眠したりという有様。

幸いにも副作用(体重増減とか吐き気とか)がないピルと

出会ったのでずっと服用している。

 

数年前に引っ越してその時期から通っている婦人科では、

ピルを処方している人に定期的に子宮頸がん検診を受けさせている。

過去、市区町村の子宮頸がん検診に行ったことがあり、結果は陰性だったので、

「ま、大丈夫だろう~」と軽い気持ちで今回もその婦人科で検診を受けた。

 

婦人科先生

『陽性ですね。ウイルスいないか調べましょう。』

 

てつこ

『(白目)』

 

何が起きたんだ私の子宮。

ⅢaのLSILって結果だったかな。

検査の流れとしては、検診で陽性反応が出たら

HPV(パピローマウイルス)がいるかいないかを調べて、いるようだったら

コルポスコピー検査(コルポ診とか色々呼び名がある)を受けます。

 

実はこの結果が出たのは、

去年、伝染性単核球症で入院した話。その1。 - てつこはじと目でなにを見る?

去年、伝染性単核球症で入院した話。その2。 - てつこはじと目でなにを見る?

でも書いた、「伝染性単核球症」で入院したのと同時期だった。

この病気の犯人もウイルスなんです。

この頃はガチでてつこの免疫力はゼロだったのでしょう…。

 

話をもとに戻すと、

結局てつこはウイルス持ちで、コルポ診を受けることになりました。

これがねー。

結構痛かったです。

ネットで色々見ると痛くない人もいるようですし、

実際怖いよーと思っている間に一瞬で終わるので、

我慢できる痛さではあります。

が、だってよー、子宮の壁面のお肉を取るんだよ?何か所も。

聞いただけで痛いよー。

でも、我慢できる痛さです(大事なことなので2回)。

でもでも、血は出ます。検査後の痛みと出血はひどい生理痛のようなレベルです。

 

コルポ診の結果、軽度異形成という結果になりました。

この検査で結果が確定されるのです。

てつこは超心配でしたが、先生のお話を聞くと

「軽度異形成の人の7~8割は免疫力が高まることで自然と陰性に変わる」

とのこと。

3か月に一回検査を受けて、様子を見るという1年を経て

てつこの軽度異形成は自然と消滅し、陰性になりました。

 

そして。

先日も久しぶりに子宮頸がん検診を受けてきました。

結果は・・・

 

・・・陽性!(白目)

 

なんでや・・・

治ったんちゃうんか・・・

 

今ウイルス判定しているので、結果によってはまたコルポ診です。

なんでや・・・

 

でも。

てつこの先輩で、検診結果を甘く見ていて、日が経ってから検査を受けたら

症状が進んでいて、子宮頸部の手術を受けた人が実際にいました。

先輩曰く「異常が見つかったらマジで早く検査せよ」とのこと。

あっという間に悪化することもあるようです。

そんな話も聞いていたので、今回も見つかって良かったと思うようにします。

これを見て、痛そう~と思ってしまったと思いますが、

まだ検診に行ったことない人や

婦人科に抵抗があってあまり行かない人がもしいたら、

「大丈夫、我慢できる!」と思いながら行ってみてください。

 

次回はもっとイタイ話をします。

はてなブログに住み着いて1年経ったので、過去投稿を振り返ってみました。

ブログ開設から今月で1年が経っていました。

(お酒に酔って怪我している間に1年が経過するという痴態( ^ω^)・・・)

さておき。

節目として、てつこが書いてきた投稿を読み返してみました。

(ブクマいただいてたのに気付いていなかった方々、失礼しました・・・)

好きなもの、しょーもないもの、書くのが苦しかったもの etc.

もう何十日も経っているのに、意外と当時の状況を思い出せました。

頭を整理して書くというのは楽しいものです。

備忘録として、ここにまとめてみようと思います。

 

~~~お気に入り~~~

毒母が先か、毒娘が先か?? -

…我が家の毒母と、その母のである てつばあ(祖母)の2人のどちらが先に「毒」に侵されたのか??もう1回考察してみたい投稿です。

桜が舞う時期なので、人生で数少ない甘酸っぱい話をします

…我ながらヨダレが出るほどすっぱすぎて好きな記事(笑)未だに男女関係というものは苦手です。

立場や役職の違いはあれど、わたしたちは「対等」なのだ。

…休職した過去を振り返り気付いたこと。この気付きは大切でした。

去年、伝染性単核球症で入院した話。その1。

去年、伝染性単核球症で入院した話。その2。 

…「EBウィルス」「伝染性単核球症」などの検索でたくさんの方に読んでいただいている投稿。大人でこの病気になる人はあまりいないようですが、症状が風邪と激似なので皆様もお気を付けください。

作り笑いでやり過ごすごとの功罪 - 

…てつこの笑顔は作り笑いです。そうツイートしたらイイネをいただいて、びっくりしつつも真面目に考えた投稿。今でもやっぱり作り笑いは多いです。私の心はカラッカラです(笑) ←※これは心からの笑い

 

~~~辛かった時代について~~~  ※読むとくらーくなります。

しにたい気持ち と いきたい気持ち 

…つらい時、特に子ども時代、漠然と自殺を考えていました。でもやっぱり葛藤する。そのハザマにいるのが一番つらかったのかも。

精神病になったあなたへ - 

…てつこからてつこへの手紙。色々思う所があって「精神病」と敢えて書いてます。お気を悪くされたらごめんなさい。

成人式へ行けなかったあなたへ

…成人式を突っぱねた当時のてつこに宛てた手紙です。手紙シリーズは書くと意外と心がラクになるので好きです。

あなたがわたしにくれたモノ。

…JITTERIN'JINNの「プレゼント」が頭から離れなくて、てつこの家庭とリンクさせて考えたもの。何か欲しかったのに、何ももらえなかった…という恨みつらみですね。

私は何も出来ない人間。そんな自己否定の先にある『何か』。

他人を頼るって、どういうこと??? 

…腐った人生から抜け出したいと思って、うんうん唸って考えて書いた投稿。今でもまだわからないことも多くて、ばしっと解決するのはまだまだでしょう。

 

~~~「解毒」を目指すための頭の整理~~~

「心理的虐待」の言葉を見て、冷静に自分を捉えられない、てつこ。

…てつこの目の前で起きていた家庭の風景が、もしかしたら心理的(精神的)虐待だったかもしれない、と気付いたときの葛藤。気持ちよいものではないですね。

タイムマシンで『人を信じない呪い』を自分で自分にかけたあの頃に、戻りたい。

…今でも思うことです。子どもの頃のてつこに声をかけたい。人を信じないことで身を守ったあの頃に。

腹が減ったら食えばいい。眠くなったら寝ればいい。泣きたくなったら泣けばいい。 

…前向きになってきた頃書いたもの。シンプルだけど、しんどい時ほどできないこと。

男ものの服を着て、己の女性性を隠そうとした若かりし日々のこと。 

…大学時代の黒歴史的思い出。そして後悔。オシャレは面倒でも恥ずかしくてもお金かかっても、した方がよいです(経験談)。

 

~~~てつこなりの考えと主義主張~~~

居酒屋で夕食を取るアンニュイな子どもとその親を見て、リンクする「家族の肖像」 

こどもに何を望むのか 

気が利く子どもは、是か?非か? 

…てつこにとっての家族像(特に子どもについて)を書いたもの。前向きになってきた中でもこの考え方・感じ方は変わってないです。

会社の研修で、生い立ち語るのやめません? 

体調がおかしいと思ったらすぐ休もう!という「理想」と、すぐ休んだら同僚に「嫌われる現象」のジレンマ

…会社のオカシイ所シリーズ。今でもホント思うんですよ。賛同者求ム!

 

 

~~~最近ので好きな投稿~~~

ワタシの人生、ワタシが決める。良いも悪いも、ワタシが責任を取る。 

…希望に満ち溢れ、新しい職場へと踏み出す決意表明です。

人生観と同じように、仕事観も養っておけばよかったと反省した日。

…そして新しい職場に出ていってすぐ挫折した良い例(笑)でもがんばります。

アホの子がブラックアウトして病院に担ぎ込まれた話。

毎日のようにTwitterを見て、週に1回はブログも見て回り、

好きに書くことを趣味にしたいと思っている中。。。

2週間弱断念しました。

あぁ、でもまだ2週間弱かぁ。

てつこにとって、長い長い日々でした。

 

実は。

飲み会でアホのように飲み、ブラックアウトして

病院に担ぎ込まれてました(笑)あっはっは。

 

・・・えぇ。

えぇ、笑えないっす。

 

※ブラックアウトとは…

…気を失うまでお酒を飲み、記憶が抜け落ちる状態。

 受け答えができたりするので他人から見るとまだ飲めると

 思われることもある。だが本人の脳には軽い意識障害が起きており、

 その間の記憶はない。どうやって帰ったかわからない、

 当日何をしたか覚えてないなどの現象がこれに当たるようです。

 

ブラックアウトって今までもてつこはあるんです。

えぇ。

・・・常習犯、です・・・。

それをお酒に強いんだと勘違いしてました。

いや、強いのかもしれないですけど、

大人としての飲み方ではありません。

アホの飲み方です。

だって記憶が抜けてて自分の行動に責任が持ててないので・・・。

 

今回もその一つでした。

アホみたいに飲んだようです。

事件は起きました。

もうすぐ家というところで、階段を踏み外したようです。

ごろごーろと。

えぇ。アホみたいに落ちたようです。

情けないのは「ようです」としか言えないところ。

記憶ないんです。

気付いたら救急病院でした。

頭打っててCTも撮ってもらったようです。

 

幸い重大ではないということで即日退院しました。

 

しかしまぁ、情けない。

ついこないだ

社会人・学生の自称飲み会好きに告ぐ。「日本酒は遊び道具ではない!」 - てつこはじと目でなにを見る?

で酒飲みについて偉そうに語ったのに情けない。

結局、自分自身が大人ではない飲み方でした。

それどころか、アルコール中毒の一種の飲み方を自分はしていました。

 

今回は自戒の念を込めて痴態を晒しています。

もし万万が一、飲んだ日の記憶がないなぁという方は

是非お気を付けください。

もし周りにこんなアホな飲み方をしている人がいたら、

巻き込まれないようにお気を付けください。

偉そうにすみません。

私は「お酒が強い」ので「大丈夫」だと思っていました。

「記憶がなくても」「いつも帰れてる」ので「大丈夫」だと思ってました。

それがいけませんでした。

 

私が勝手に思っていた「大丈夫」は全然大丈夫じゃなかったです。

ただの自意識過剰でした。

運よくケガだけですんだことを感謝しつつ、

自分自身のオゴリを改めないとなぁという数日間でした。

沢山のアクセスにびっくりしすぎて、自分の目と親を疑った日。

毎度お世話になっております。

てつこです。

このブログ、細々と続けてもうすぐ1年経つのですが

昨晩よりたくさんのアクセスをいただいております。

なんでだろ?

いつもと桁が違くてびっくりして出てきました。

よくわからないのですが、ありがとうございます。

引き続きよろしくお願いします。

 

まじで桁違いだったので、

我が親・てつ母かてつ父に身バレして、クリック連打されたりとか

ページ更新めちゃくちゃされたりしたのかと思いました。

被害妄想ですね。すみません。

すぐ親のことに結びつけちゃうなんて悪い癖だぞっ!と、てへぺろです。

(まぁバレたところで悪いことしてるつもりもないのですが…)

 

先ほど書いたのですが、もうすぐ1年経ちます。

自分の思いや考えを、とにかく文字にしたくて頭から出したくて

このブログを始めました。病気にもなりましたし。鬱状態でしたし。

1年で色々変わるものですね。

体調も変わりました。仕事も変わりました。

常に親のことや過去の出来事で頭がいっぱいだったのも改善されました。

フラッシュバックもなくなりました。

総じて良いことが多い気がします。

 

先ほどテレビを見ていたら、不眠はストレスが一因なので、

寝る前にそのストレスを「書き出してから」寝る方法を取り上げてました。

あながち間違っていない気がします。

てつこ自身、こうやって書き出すことで良くなりました。

ちょっとしたことで変われるならお安いものです。

 

駄文ばかりのブログですが、

今回ばかりは人に見られていることを意識できました。

気楽なネットとはいえ、きちんとした文章を書きたいものです。

(とはいえ、読みやすい一貫した文章って難しいですね)

また皆さん来てくれるといいな。

 

今夜は御礼まで。おやすみなさい。

人生観と同じように、仕事観も養っておけばよかったと反省した日。

今月から新しい職場となり、正直、予想していたとはいえ、

頑張ろうと決意表明もしたけど、でも勿論頑張るけど、

まだまだ前向きな気持ちもあるけれど、

・・・

憂鬱な気分だ。

仕事に慣れなくて。

 

ここ数か月有給を取っていなかったので、

「あーなんか自分やばいかなぁ」と思って休みを取ってみた。

その辺のコントロールができるようになったのは良かった。褒めよう。

 

仕事に慣れない、、、

というのは適当に出てくる上っ面の言い訳なのは気付いていた。

なんでこんなに憂鬱なんだろう?

自ら飛び込んだ世界なのにどうしてだろう?

考えてみる。

でも、これも気付いていた。

今の職場に幻滅したことを。

 

1週間で幻滅かぁ、と自分でも笑ってしまう。

ただ、それで終わりではないので、幻滅したことを認めて

そこからどうするか考えないといけない。

 

てつこの今の職場は本社だ。

明らかに忙しくて厳しい本社になぜ自ら移ったのか。

それは理想を求めてだった。

営業所にいて悩むことやもどかしいことがあった。

それは営業所の下っ端ではどうにもならないことも多かった。

どうにかしたいと思った。

自分のためでもあるし、同じように悩む同僚のためにも

本社から変えられる(変えてみたい)と思ったのだ。

運よくチャンスが巡ってきたことと、

そのチャンスに挑戦できるいい年齢になってきたことが大きかった。

こうした決意は今でも後悔していない。

 

けれど本社に足を踏み入れてみて、

『営業所のことなんて、本社の人間は誰も気にしていない』

っていう空気をてつこは肌で感じた。

 

人間的に冷徹だと言いたいわけではなく、

『本社の働き方は営業所と全く違うから交わるはずがない』

そして

『本社の人間は営業所の経験なんてほぼ無いから気になるわけがない』

のである。

どうしようもない現実をこの目で見て、幻滅したのだった。

(勿論、部署にもよると思います)

 

てつこは反省する。

ちょっと夢見ちゃっていたなと。

仕事のこれからをしっかり考えていたつもりだったけど、

現実を見ただけで気持ちがぶれてしまった。

 

てつこはこれまで自分のこれまでの人生を振り返ってきた。

それなりに人生観を固めてきたつもりだ。

 

だから仕事についても安心していた。

自分がしっかりしていれば、仕事も大丈夫だろうと。

でも実際はそう甘くなかった。

『仕事観』ってやつが必要なんだと思った。

理想の状態にするために具体的に何ができるのか。

エクセルができるのか、営業ができるのか、企画ができるのか・・・。

自分の強みを把握しておかないといけなかった。

それがあれば、多少動揺があっても上手く立ち回れたはずだ。

 

今思えば、仕事観を養ってきたことはあんまりない。

就活の時や新人の時は必死すぎて考えてなかったし、

子どもの頃は理想とする働き方を見てきていないから

「働くってなんだろう?」という感じだった。

日本人は生産性のない働き方だとよく言われるけど、

学校や家庭での教育に「働いて給料を得る」という行為に

重きが置かれていないのが一因なのかな、なんて社会問題を考えてみる。

 

そんなことより今の自分についてである。

出戻る場所はない。

とりあえず1か月はだまーって周りを観察しよう。

そこからテンションだだ下がりの現状を打破する突破口が見つかる、

・・・はずだ。

とにかく今は、美味しいお酒と甘いチョコレートでテンションをキープするのだ。

社会人・学生の自称飲み会好きに告ぐ。「日本酒は遊び道具ではない!」

てつこは酒好きである。酒なら一通り好きである。

なので飲み会も苦ではない。

古臭い飲みニケーションにもある程度付き合える。

サラダや鍋料理を取り分けたりはしないが、

コップが空になった人にはビールを注いだりはする。

自分がのんべえなので、自分がされて嬉しいことは相手にもする。

それをモットーに飲み会には臨む。

 

しかし。

昔から思っていた、唯一許せない風潮がある。

 

 

『日本酒が飲める人は酒好きでありザルである』と決めつけること。

 

もっと言うと、

 

『日本酒が飲める人にはどんどん酒を勧めても大丈夫である』

 

という風潮。

 

てつこは学生の時も社会人になった後も、

最低ランクの飲み会に何度が遭遇している。

それは酔いつぶれたりハラスメントがあったりという、

いわゆるバカ騒ぎの飲み会である。

バカ騒ぎするから、のんべえは肩身が狭いのである。

(自分で自分の首を絞めているわけではありますが・・・)

のんべえは数々の失敗と反省を繰り返し、大人の飲み方に辿り着く。

(最初から大人の飲み方だった方々、一緒くたにしてスミマセン)

 

多くののんべえは楽しくて美味しくて好きで飲んでいるのである。

 

だが。

そのレベルに辿り着かない阿呆どもが存在する。

そしてそいつらは『日本酒』をよく道具に使う。

こんな感じ。

  「日本酒を飲めるかどうか、相手に口頭で軽く確認」

   ↓

  「飲めると答えた瞬間にとっくりを注文する」

   ↓

  「どんどん飲め!飲めるんだろう!と速いペースで飲んだり飲ませたり」

   ↓

  「本当にザルの人やセーブできる人だけ生き残り、後は酔いつぶれる」

・・・これをてつこは何度も見てきた。間違いない。

奴らは飲みが好きなのではなく、飲み「会」が好きなのだ。

 

日本酒は、酒が飲めるザルなのかどうかを判断する基準ではないし、

そもそも楽しむための飲み物である。

おちょこを一気飲みするような阿呆のための道具ではない。

 

確かに、アルコール度数が高く味のクセも強いので、

みんながみんな飲めるわけではない。

のんべえでも日本酒が受け付けない人もいる。

だから日本酒が飲める=酒好きで酒強い、になってしまう。

半歩譲ってそれでもいい。

だからといって無理矢理酒を勧めてアルハラをしてもよいだろうか?

飲み「会」好きの一部の阿呆どもはそこを勘違いしている。

本当に迷惑である。

だが残念なことに、大学にも会社にも奴らは一定数存在する。

 

もしも新入社員と飲む機会ができたなら、

とりあえず気の許せる人以外とは日本酒を飲むな、そして

規模の大きい飲み会では日本酒は飲めないことにしておくんだと、

アドバイスできるかもしれない。

特に男性は今のご時世でも気を付けたほうがいいのだろう・・・。

形式的な付き合いというものは、ほとほと面倒なものである。

 

 

【追伸】

いつもありがとうございます。

そして一つ前の記事にブクマやスターありがとうございます。励みになります。

仕事のやり方が違い過ぎて早くも心にすり傷を負いました(まじか)。

最初からエンジン全開にしないよう気を付けてまいります。

今日こそは皆さまのブログを読んだりしてリフレッシュしたいと思います。